女性アイドルタレント@

アイドルという言葉が使われ始める70年代以前にも今でいうアイドルのような存在はいました。美空ひばりや吉永小百合などがそれにあたり、このような国民的人気をもっている若い歌手や女優は、「子役スター」という名前で呼ばれていました。今でいうアイドルグループに当たる「三人娘」や「スパーク三人娘」なども存在していました。

 

アイドルタレントの歩みはその言葉が入ってくる以前から歴史を刻んでいたのです。ここではアイドルという言葉が生まれた70年から女性アイドルタレントの歴史を振り返っていこうと思います。

70年代の女性アイドルタレント

70年代の最初に南沙織、天地真理、麻丘めぐみがデビューして当時のお茶の間をわかせていました。しかしまだ、この頃にはアイドルタレントという言葉は一般的ではなく、子役スターという言葉から「ジャリタレ」という言葉で呼ばれていました。しかし、アイドルという言葉は確実に日本に入ってきており、この頃の紅白歌合戦に登場した南沙織がティーンのアイドルと呼ばれて紹介されている映像が残っています。音楽番組などでもアイドルという言葉をもちいることが多くなってきており、日本のテレビにおけるアイドルという言葉はこの頃に使われ始めたといっても良いと思います。

 

そして70年代の後半に山口百恵やピンクレディーが登場するころには、すでにアイドルタレントという言葉は一般化していました。そして、この当時のアイドルグループがファンクラブなどによる親衛隊や、派手なステージパフォーマンス、かわいさを強調した衣装などで現代日本のアイドル像を確立していきました。また、山口百恵のデビュー以降かわいさを全面に押し出した形にアイドル像が加速していきアイドルタレントの低年齢化が進んでいきました。

80年代の女性アイドルタレント

そして、70年代で基盤を不動のものにしたアイドルタレントは80年代へ入るとさらに加速しまさにアイドル黄金世代といえるべきアイドルタレントをこの世に送り出していきます。その筆頭となったのが松田聖子、さらに中森明菜と清純派アイドルが次々と登場し人気者になりました。

 

80年代の中期には素人集団を売りとするアイドルグループ「おニャン子クラブ」が登場。当時のアイドルファンからは邪道といわれ叩かれていましたが、それとは裏腹に国民的大人気となり、業界を騒然とさせます。そしてこれ以降、アイドルの形が清楚な少女という偶像的なものから、身近にいそうな普通っぽさを売りにするアイドル像に代わっていくことになるのです。さらに90年代にさしかかる頃には、音楽シーンがアイドル歌謡から、ロックやポップスなどに移り変わっていきそれにともなってアイドル歌手の存在は薄くなっていきます。そしてこの頃、森口博子や、山瀬まみなどに代表されるアイドル歌手としてだけでなくバラエティ番組に出演して強烈な個性を全面に出したアイドルが登場し、バラドルと呼ばれました。

 

とはいえ、アイドル黄金期を作り出したこの時代はのちの女性アイドルタレントに大きな影響を与えており、女性アイドルの売り出し方など、のプロモーション方法はこの時代に確立され今でも、行われています。

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Last update:2020/1/21